2013/02/27 15:30
世界的にEDMブームが続く中、ひときわ異彩を放つ若きプロデューサー、ゼッドが、日本でも頭角を現し始めている。先週、先々週に引き続き「スペクトラム feat.マシュー・コーマ」が国内洋楽チャート3週連続1位を獲得した。エアプレイチャートはSMAPに惜しくも1位の座を奪われてしまったが、洋楽チャート2位のワン・ダイレクションとのポイント数を大きく引き伸ばしている。JAPAN HOT100では先週に引き続き4位と、邦楽強豪アーティストたちが続々とチャート急上昇を見せているが、踏み止まっている。
国内洋楽チャートTOP10は今週も、ワン・ダイレクション、カーリー・レイジェプセン、テイラー・スウィフト、ブルーノ・マーズと、お馴染みの顔ぶれがTOP10内を席巻しているが、初登場組にも注目だ。
初登場4位にチャート・インしたのは、ロシアでもっとも成功を収めたアーティストの一人にして、ヨーロッパ市場、アメリカ市場を急速に進撃する革命児ティマティと、人気上昇中のDJ集団ラ・ラ・ランドによる最強タッグで放った話題の世界進出第一弾シングル「ノット・オール・アバウト・ザ・マネー feat.ティンバランド & グローヤ」。先週ティマティの世界デビュー・アルバム『スワッグ~ブッコミ帝王の逆襲~』が日本でも初上陸となりエアプレイはもちろんデジタルセールでもポイントを獲得し上位に食い込んだ。日本でもパティーチューン楽曲は人気が高いが彼も今後日本のクラブシーンにどれだけ影響を与えるのか注目したい。
同じく10位にチャート・インしたのは、イギリス発の女性シンガー・ソングライター、リタ・オラの「ハウ・ウィ・ドゥ(パーティー)」が、チャート・イン。ブロンドと真っ赤なリップがセクシー&キュートな21歳の彼女だが、その才能は10代の頃ジェイ・Zに認められ、デビュー前に、DJ Freshの「ホット・ライト・ナウ feat. リタ・オラ」でヴォーカルを担当し、何とその楽曲が全英シングル・チャート1位を獲得する大ヒットとなり、注目の的となった。そして、リタ・オラのデビュー・シングル「R.I.P feat. タイニー・テンパー」でも、全英チャート初登場1位を記録するという快挙を成し遂げた。そしていよいよ3月6日に国内デビューを果たす彼女は3月18日には来日公演も決定している。
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