2021/09/17
トータル・レコード・セールスはおよそ2億5千枚、全米No.1アルバム4枚、全英No.1アルバム10枚の記録を持つ、伝説のロック・ヴォ―カリスト、ロッド・スチュワートの最新作『ヘラクレスの涙』が2021年11月12日に発売されることが決定した。また、リード・シングル「ワン・モア・タイム」が、各音楽配信サービスで配信となった。
ロッド・スチュワートの31作目のオリジナル・アルバムでは、ロッドのソングライティングへの情熱が再燃している。12曲のうち、リード・シングル「ワン・モア・タイム」を含む9曲で、ロッドがソングライティングを手掛けた。
この作品は、ロッドが心を込めたもので、特に「タッチライン」という曲は、自分と兄弟にフットボールを愛することを教えてくれた父親に捧げており、ロッドは息子たちにその伝統を受け継いでいる。アルバムのスリーブ・ノートで、ロッドはこのアルバムを誇りに思い、「これまでの作品では一度もこのようなことを言ったことはありませんでしたが、このアルバムはここ何年かの間で、私の最高のアルバムだと信じています」と綴っている。
『タイム~時の旅人~』(2013年)、『アナザー・カントリー』(2015年)、『ブラッド・レッド・ローゼズ』(2018年)に続き、ニュー・アルバム『ヘラクレスの涙』を制作するにあたり、ロッドは、キーボード奏者でありソングライター、ケビン・サビガーと再び共同作業を行った。2人の長期にわたるコラボレーションは、1978年にロッドがサビガーをスタジオとツアーのバンドに招いたことから始まった。「ワン・モア・タイム」の他にも、「ホールド・オン」や「オール・マイ・デイズ」を共作している。「ボーン・トゥ・ブギー(トリビュート・トゥ・マーク・ボラン)」はロッドが自らのバンドのギタリスト、エマーソン・スウィンフォードと共作し、「アイ・キャント・イマジン」では、ロッド、サビガー、スウィンフォードの3人が共作している。
ロッドは、どんな曲でも自分のために書かれたように聴かせる才能を持っている。このアルバムのタイトル曲は、マーク・ジョーダンが作曲したパワフルなバラードだ。彼は、『ヴァガボンド・ハート』に収録されている「リズム・オブ・マイ・ハート」(全米5位 / 全英3位)や、ゴールド認定を受けたアルバム『ユア・ザ・スター(A Spanner in the Works)』に収録されている「THIS」など、ジョーダンが書いた他の曲もレコーディングしている。
さらに、ソウル・ブラザー・シックスの「サム・カインド・オブ・ワンダフル」を楽しげにカヴァーしたり、ジョニー・キャッシュの「ジーズ・アー・マイ・ピープル」を感動的に演奏したりしている。
なお、『ヘラクレスの涙』国内盤の情報は追ってワーナーミュージック・ジャパンの公式サイトで公開となる。
◎リリース情報
アルバム『ヘラクレスの涙』
2021/11/12 RELEASE
https://rhino.lnk.to/TTOH
<トラックリスト>
1. ワン・モア・タイム
2. ガブリエラ
3. オール・マイ・デイズ
4. サム・カインド・オブ・ワンダフル
5. ボーン・トゥ・ブギー(トリビュート・トゥ・マーク・ボラン)
6. クークーアラマバマ
7. アイ・キャント・イマジン
8. ヘラクレスの涙
9. ホールド・オン
10. プレシャス・メモリーズ
11. ジーズ・アー・マイ・ピープル
12. タッチライン
Photo: © Penny Lancaster
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