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2021/09/08

Penthouse、即日ソールドアウトした初のビルボードライブ東京ワンマン公演をレポート

 6人組シティ・ソウル・バンドPenthouseが、2021年9月7日にビルボードライブ東京でワンマンライブ【City Soul Society vol.2】を開催した。

 約1か月前に一般発売された本公演は即日ソールドアウトを記録し、収容人数の調整など感染症対策を講じた上で開催された。Penthouseの第1弾配信シングル曲である「Fireplace」からこの日のライブはスタート。グルーヴィーな中に温かみのある世界観で酔いしれた客席は、続く「ロング・サマーブレイク」、そしてカバー曲「Ain’t No Mountain High Enough」でアッパーに盛り上がっていく。「初ビルボード楽しんでます! お客さんと近くて目が合う感じがいいですね!」と大島真帆(Vo.)。この日の公演は有観客ライブとしては、バンド結成以来2度目だったという彼らだが、堂々たる立ち振る舞いでオーディエンスを惹きつける。

 「雨の日は映画のように」「夜と夢のはざまで」とオリジナル曲を立て続けに披露した後、かてぃんこと角野隼斗(Pf.)のピアノ伴奏に合わせて浪岡真太郎(Vo. / Gt.)と大島真帆がカバー曲を披露するコーナーがあるなど、YouTubeの活動にリンクする内容も盛り込まれていた。

 その後「Spotlight」「Stargazer」といったテンポの良い楽曲で高揚感を掻き立てると、続く「26時10分」で熱くソウルフルなパフォーマンスを披露。本編最後はこの日のライブに相応しいアース・ウインド&ファイヤーの名曲「September」で締めくくった。

 心地の良い余韻に浸る客席から、惜しみなく鳴り響く拍手に包まれ、アンコールに突入。この日バンドとして初めて作ったオリジナルTシャツに着替えて再度ステージに姿を現したメンバー。「新曲やります!」というアナウンスによってどよめく客席を前に、最新曲「Jukebox Driver」を披露。キャッチーでテンポの良いこの楽曲はすぐに観客の心を掴んでいた。そしてアンコール最後は「...恋に落ちたら」。「最後は手拍子と、胸の中で『ナナナ』と歌ってください!」という大島からのメッセージと共に大団円を迎えた。
 
 ワンマンライブ当日のアンコールで突如披露された最新曲「Jukebox Driver」は9月15日に配信シングルとしてリリースされる。小気味よいピアノフレーズが響き渡り、軽快なリズムで聴かせるソウルフルなピアノロック・サウンドに仕上がっており、同日にはミュージックビデオの公開も予定されている。

Photos by Yusuke Satou

◎【City Soul Society vol.2】セットリスト
2021年9月7日(火)Billboard Live TOKYO
1. Fireplace
2. ロング・サマーブレイク
3. Ain’t No Mountain High Enough×Treasure
4. 雨の日は映画のように
5. 夜と夢のはざまで
6. We Will Rock You
7. My Favorite Things
8. Spotlight
9. Stargazer
10. 26時10分
11. September
En1. Jukebox Driver(新曲)
En2. ...恋に落ちたら

◎リリース情報
「Jukebox Driver」
2021/9/15 DIGITAL RELEASE

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