2021/09/03
オアシスのキャリア絶頂期に行われ、時代を定義/象徴する伝説のコンサートとなった1996年8月の英ネブワース公演からちょうど25年目の今年、ギャラガー兄弟が製作総指揮を務めたライブ・ドキュメンタリー映画 『オアシス:ネブワース1996』 が完成し、日本でも全世界同時となる2021年9月23日より、全国112館での劇場公開が決定している。今作より、「リヴ・フォーエヴァー」のライブ映像が先行公開された。また、「リヴ・フォーエヴァー」 (Live at Knebworth, 10th August 1996) の音源も、同時に配信開始となった。
公開された 「リヴ・フォーエヴァー」 のライブ映像ではノエル・ギャラガーがナレーションで同曲を振り返り、「“リヴ・フォーエヴァー”を書き終えた時ーーロックスターになる野望が爆発した。インディーズバンドだった俺たちを“リヴ・フォーエヴァー”が世界一のバンドに押し上げたんだ。あの曲ができた時、これはインディーズなんかじゃなくて、とんでもなく最高な曲だって確信した。歌詞もメロディーもシャウトも何もかも完璧で、俺にとって特別な曲だ。“自分たちには価値がある”、そう思えるようになった」と語っている。
「リヴ・フォーエヴァー」 は、デビュー・アルバム『オアシス』(1994年)からの第3弾シングルで、作詞・作曲はノエル・ギャラガー。オアシスにとって記念すべき最初の全英トップ10シングルとなった曲で、ノエル・ギャラガーは、当時のニルヴァーナを代表とするグランジ・シーンの “悲観的でネガティブな性格”へのレスポンスとしての思いを込めて、「死ぬほど才能があるあのクソ野郎(カート・コバーン)が、俺がほしかったもんを全部持ってやがったんだよ。金持ちで有名で、あの頃トップに立ってたロックバンドで音楽やってて。しかも自分のことが嫌いだとか、死にたいとかいう曲を書いてんだぜ!俺としては、俺は自分のことをファッキン愛してるし、永遠に生きてやる(Live forever)って思ってたね」とかつてコメントしている。
またこの曲は、英ラジオXが毎年行っている“イギリス史上最高の楽曲”を決めるリスナー投票で、2018年に続いて今年2021年に、2度目の1位を獲得している(2019年と2020年はクイーンが1975年に発表した「ボヘミアン・ラプソディ」 が1位となっていた)。
◎作品情報
『オアシス:ネブワース1996』
出演:オアシス
監督:ジェイク・スコット
2021年9月23日(木・祝)より、新宿ピカデリーほか全国112館にて公開 ※上映日・上映期間は劇場によって異なります
http://www.culture-ville.jp/oasisknebworth1996
◎リリース情報
アルバム『ネブワース1996』
2021/11/19 RELEASE
国内盤4形態
https://SonyMusicJapan.lnk.to/OasisKnebworth1996
Photo: ©2021 Oasis Knebworth 1996
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