2021/08/22 14:00
2021年8月23日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、SixTONES『マスカラ』が504,232枚を売り上げ、首位を獲得した(集計期間2021年8月9日~2021年8月15日)。
『マスカラ』は前作『僕が僕じゃないみたいだ』から6カ月ぶりに発売された5枚目のシングルで、表題曲「マスカラ」はKing Gnuの常田大希による楽曲提供であり、初回盤B・通常盤に収録のカップリング曲「フィギュア」はボカロPのくじらがWhale Don't Sleep名義で作詞・作曲を担当している。SixTONESはこれでデビューから5作連続(デビュー作『Imitation Rain / D.D.』はSixTONES vs Snow Man名義)の首位獲得であり、ここ一年間にリリースした3作品の中で最高の初週セールスを記録した。
ここではSixTONESの過去1年間に発売された直近3作の実店舗での地域別の販売比率がどのように推移しているかをSoundScanJapanのデータを使用し、グラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/103110/2)である。また、一般的なシングルの地域別の販売比率と比較するため2021年に販売されたシングルの地域別の販売比率を全シングルとしてグラフに追加している。
SixTONESの全体的な特徴としては3大都市圏を持つ地方での比率が若干低く、他の地方の比率が高い事が挙げられる。『マスカラ』を例すると、関東地方は39.9%(以下かっこ内全シングル:45.6%)、近畿地方12.0%(13.0%)、中部地方11.5%(11.7%)と3大都市圏を持つ地方では全シングルより低くなっている。一方、それ以外の全ての地方では全シングルを上回る販売比率を示しており、都市部だけでなく全国の隅々に幅広くファンがいる事を証明する結果となっている。
また直近3作の推移に目を向けると、地域別の販売比率で大きな変化はなく、全国での安定した人気を既に獲得している事がわかる。しかし関東地方・近畿地方・中部地方を除いた7地域の合計の推移を見てみると、『NEW ERA』が34.0%、『僕が僕じゃないみたいだ』が35.2%、そして『マスカラ』は36.6%と更に地方の比率が高くなる傾向にある。しかも『マスカラ』は過去3作で最も初週のセールスが高くなっており、更に地方への人気の広がりをみせている事が確認できる。
デビュー以来すべての作品で首位を獲得し、更に全国に人気を拡大しているSixTONESからこれからも目が離せない。
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