2021/08/08 14:00
2021年8月9日付の週間シングル・セールス・チャート“Billboard JAPAN Top Singles Sales”でジャニーズWESTの『でっかい愛/喜努愛楽』が初週199,181枚を売り上げ、首位を獲得した。(集計期間2021年7月26日~2021年8月1日)
『でっかい愛/喜努愛楽』は、前作『サムシング・ニュー』から約3カ月ぶりとなる17枚目のシングル。表題曲は、重岡大毅主演のTBS系テレビドラマ『#家族募集します』の主題歌「でっかい愛」と、濵田崇裕主演の日本テレビ系テレビドラマ『武士スタント逢坂くん!』の主題歌「喜努愛楽」が収録されたダブルA面シングルとなっている。また、本作は2019年1月30日に発売された『ホメチギリスト/傷だらけの愛』から7作連続での首位獲得となっている。2019年以降発売されたシングルでの連続首位7回はHey!Say!JUMPと並び最多であり、ジャニーズWESTは最近のシングルセールスでヒットを最も連発しているアーティストの一組と言えるだろう。
今回はジャニーズWESTの首位を獲得した7作のシングルをSoundScanJapanのデータを使用し調査した。まず、各作品の実店舗での地域別の販売比率をグラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/102764/2)である。一般的なシングルの販売比率とも比較するため集計週までの2021年の全シングルの販売比率も2021全シングルとしてグラフに追加している。
今作においてもやはり近畿地方の支持は16.4%(以下カッコ内2021全シングル13.1%)と厚く、中国地方4.8%(4.4%)、四国地方2.6%(1.9%)、九州地方9.5%(7.3%)と本拠地の近畿地方を始めとした西日本の強さが目に付く。また。前作『サムシング・ニュー』では一時的に近畿地方の販売比率が大きく落ち込んでいるが、これは、リリース時期が関西地方の新型コロナウィルスの感染拡大により、ファンの行動が制限されたため、近畿地方の実店舗での購入を避けた事が要因と思われる。
一方、過去作と比較すると、北海道・東北地方・関東地方の比率がじわじわと増えてきており、上記3地方の合計は48.7%と過去最高である。これは、ジャニーズWESTの人気が東日本にも広がっている傾向が持続している事を証明している。
精力的に作品を発表し、そして結果を出し続けているジャニーズWESTであるが、これからも彼らの活躍に注視したい。
関連記事
【ビルボード】ジャニーズWEST「でっかい愛」199,181枚を売り上げ総合首位獲得
【ビルボード】ジャニーズWEST「サムシング・ニュー」211,396枚を売り上げ総合首位 藤井風「きらり」総合2位、Official髭男dism「Cry Baby」総合10位に初登場
【ビルボード】ジャニーズWEST「週刊うまくいく曜日」227,615枚を売り上げ初登場首位獲得、注目のAdo「うっせぇわ」総合10位にランクアップ
【ビルボード】225,849枚を売り上げたジャニーズWEST「証拠」が初登場で総合首位 注目のトニトニ「smile」ダウンロード1位
【ビルボード】ジャニーズWEST「Big Shot!!」が171,051枚を売り上げ総合1位獲得、ストリーミング解禁の嵐5曲がHOT100に同時チャートイン最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像














