2013/02/20
いよいよ今月27日にアルバム『クラリティ』の日本盤をリリースする、レディ・ガガも認めたプリンス・オブ・EDM=ゼッドの「スペクトラム feat.マシュー・コーマ」が、圧倒的なエアプレイ・ポイントをキープし、先週に引き続きエアプレイ・チャートでは堂々の1位、今週も国内洋楽チャート1位の座に留まった。初音ミクとのコラボレーションやGoogle ChromeのCMで使用された「Tell Your World」 のミュージック・ビデオも手掛けた新進気鋭のクリエイター、ファンタジスタ歌磨呂を起用したアルバム・ジャケットなどで、国内での評価も高まりつつあり、3月には【スプリングルーヴ】の為に来日も果たす彼。EDMの域を超えて今最も注目すべき新世代アーティストの一人だ。
そしてやはり今週も気になるのは、現地時間にて2月10日に開催された第55回グラミー賞授賞式関連の楽曲のチャート・アクションだ。最優秀新人賞、最優秀楽曲賞を受賞した、先週7位のファン.の「伝説のヤングマン~ウィー・アー・ヤング~ feat.ジャネール・モネイ」は、2位へ浮上。最優秀レコード賞を含む3部門を受賞したゴティエの「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ~失恋サムバディ feat.キンブラ」は、15位から3位へ上ランクアップ。主要部門の一つである最優秀アルバムを受賞したマムフォード&サンズの『バベル』は、全米アルバム・チャートでは、受賞後4位へ浮上したが、人気の温度差が激しい日本ではチャートインする事は無く、アルバムからのリード・トラック「アイ・ウィル・ウェイト」は、7位と言う結果に終わった。
今週20位に初登場したのは、ワン・ダイレクションが出演していたことで知られる英オーディション番組『Xファクター』に2009年に出演し、2010年にリリースされたデビュー作「プリーズ・ドント・レット・ミー・ゴー」を始め、昨年リリースされたフロー・ライダーをフィーチャーした「トラブルメイカー」など、過去にリリースされたシングルが3度全英シングル1位に輝いているシンガーソングライター、オリー・マーズ。既にイギリスでは国民的アーティストとなった彼の人気がここ日本でも飛び火するか?今後のチャート・アクションにも期待したい。
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