Billboard JAPAN


NEWS

2021/08/02

ハラミちゃん、パシフィコ横浜でのライブレポートが到着 2022年1月には念願の日本武道館が決定

 ハラミちゃんが7月31日にパシフィコ横浜国大ホールで、自身のワンマン公演史上最大のキャパシティとなる【ハラミちゃん音祭り2021~暑中お見米申し上げるぬ!~in パシフィコ横浜】を開催し約5,000人を魅了した。

 本公演は、1日限りの夏祭りならぬ”音祭り”と称し、昼夜2回公演をキャパシティ50%以内で実施。公演のテーマは「夏」だ。

 和太鼓の音と共に夏の風物詩がステージ全体にプロジェクションマッピングで映し出され公演はスタート。この日のために作られたオリジナル衣装の金魚柄の浴衣ドレスで登場し、夏の定番ソングや、自身のYouTubeで人気の楽曲を中心にステージが展開された。ステージ上に飾られたちょうちんや和傘が音色と共に鮮やかに彩り会場はお祭りモードに。会場内は声を出す行為が禁止されていたため、観客は拍手や手拍子で応援した。

 中盤では、入場時に観客から募ったリクエストをその場で抽選し即興メドレーを演奏するハラミちゃんおなじみのリクエストコーナーや、6月にデジタルシングルとして配信された自身2作目のオリジナル曲「雨」の初披露も。光と映像で雨を表現したステージで「雨の日が少し特別になるような曲を作りたい」と誕生した楽曲の世界観に会場が包まれた。アンコールでは、ステージ上にグランドピアノの他、自身の私物の電子ピアノとトイピアノが設置され、ハッピとハチマキ姿で再登場。「夏いちばんの思い出にしたい」と、サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」が披露された。ステージ上の3台のピアノ演奏の他、ショルダーキーボードを持ちステージを駆け巡り、“ピアノ&レスポンス”と称し音真似を観客に手拍子で返してもらうなど、観客との声を出さない掛け合いで客席は大いに盛り上がった。そしてこの日最後の曲が終了し「ありがとうございました!」という挨拶の後、ひとつの映像が流れ、ハラミちゃん自作のイラストと共にハラミちゃんの物語が場内に流れた。

 4歳のときにピアノに出会い夢中で練習したが大人になるにつれピアノと距離ができ、自信を失い進む道に迷っていた頃、ストリートピアノに出会い大切な“お米さん”(ファンネーム)と出会いピアノを楽しむことが一番の“幸せ”と気づいた、ハラミちゃん。活動開始からこれまでのストリートピアノでの演奏写真がスライドショーで流れ、会場全体が感動に包まれる中、「2022年1月4日 日本武道館 ワンマンLIVE決定!」のサプライズ発表が。文字がスクリーンに映し出された瞬間、客席からは拍手が沸き起こった。

 映像が終わると共に、ハラミちゃんがステージに登場。観客を前に感極まり涙に声をつまらせながら感謝の気持ちが述べられた。

 活動を開始した当初は冗談で「いつか日本武道館でライブがやりたい」と語っていたものの、活動を続けていくにつれピアノを弾けるだけで十分だと思い、恥ずかしくなり公言できなくなったという。想像もしていないことが自分に起こっているが、ただピアノが弾けるだけで嬉しい。そして「夢だった日本武道館でピアノ1台でライブをすることができるのは全て応援してくださっている“お米さん”のおかげです。感謝と愛とありがとうの気持ちとまごころをたくさん込めてピアノを弾きますので是非武道館ライブに来てください」と、ピアニストとして更なる大きなステージでピアノという楽器の素晴らしさを普及させる決意を語った。

 日本武道館公演のチケットは、現在 先行申込受付中。


◎公演情報
【STREET PIANO in 日本武道館 ~ハラミちゃん947日目のキセキ~】
2022年1月4日(火)
日本武道館
昼公演 OPEN12:00 START13:00
夜公演 OPEN17:00 START18:00
チケット:
一般ハラミ定食券:8,300円(tax in.)
特上ハラミ定食券:12,900円(tax in.)
極上ハラミ定食券:29,000円(tax in.)

 

ハラミちゃん その他の画像・最新情報へ

関連商品

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    櫻坂46、躍進した2024年の集大成を魅せたグループ4周年ライブでZOZOマリン史上最大となる72,000人を動員

  2. 2

    <インタビュー>YUTA(NCT) ミニアルバム『Depth』に込めたソロアーティストとしての挑戦――「たくさんの経験があったから今がある」

  3. 3

    和楽器バンド、活休前最後のツアーが開幕 10年分の感謝をこめた渾身のステージ

  4. 4

    JO1、ワールドツアー開催を発表「ここから世界に羽ばたいていきます」

  5. 5

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

HOT IMAGES

注目の画像