2021/07/14
2021年7月14日公開(集計期間:2021年7月5日~7月11日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、BTSの「Butter」が首位獲得、8連覇を達成した。
「Butter」は、BTSが5月21日にリリースした最新シングルで、自身の楽曲では「Dynamite」に続いて2作目となる全編英語の楽曲だ。5月26日付で初週の週間再生回数としては歴代最多となる14,021,650回を記録した同曲は、翌週6月2日付でさらに数字を伸ばし、週間再生回数の歴代最多記録となる29,935,364回を記録した。当週は前週比102%となる14,064,270回再生を記録しており、勢いの衰えを感じさせないチャート・アクションを維持している。
また、BTSは4位に「Dynamite」、そして6位には新曲「Permission to Dance」もエントリー。「Permission to Dance」は、7月13日発売のEP『Butter』の収録曲で、制作にエド・シーランが参加したことも話題に。7月9日に先行配信がスタートしており、週末3日間の集計ながらトップ10入りを果たした。
7月2日にリリースされ、前週21位に初登場したYOASOBIの「三原色」は、チャートイン2週目を迎えた当週、大きくジャンプアップして2位をマーク。再生回数は前週比260%の9,903,948回を記録した。NTTドコモ「ahamo」のCMソングとして起用されている同曲は、7月16日には英語版となる「RGB」のリリースも控えており、まだまだチャート・アクションを活性化させていくと思われる。そして3位には「夜に駆ける」がエントリー。こちらは7月2日にリリースされた英語版が注目を集めて、再び上昇し、再生回数は前週比115%となる9,817,272回を記録した。
Official髭男dismの「Cry Baby」は、主題歌として起用されているTVアニメ『東京リベンジャーズ』の人気と、3日に放送された日本テレビ系『THE MUSIC DAY』のパフォーマンスなど、継続的な話題性の高まりもあって、順位こそ前週と同じく8位となったものの、再生回数は前週比118%となる7,382,317回を記録している。なお、Official髭男dismは、この「Cry Baby」も収録したニュー・アルバム『Editorial』を8月18日にリリースする。
当週13位で初登場したのは、NiziUが7月5日にリリースした最新シングル「Super Summer」。前作「Take a picture」に続き、本曲もメンバーも出演するコカ・コーラのCMソングとして起用されている。そのほか32位にVaundyの「花占い」、40位に優里「シャッター」、78位にずっと真夜中でいいのに。「ばかじゃないのに」などが初登場した。
◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Butter」BTS(14,064,270回再生)
2位「三原色」YOASOBI(9,903,948回再生)
3位「夜に駆ける」YOASOBI(9,817,272回再生)
4位「Dynamite」BTS(8,360,745回再生)
5位「ドライフラワー」優里(8,151,261回再生)
6位「Permission to Dance」BTS(8,125,370回再生)
7位「怪物」YOASOBI(7,829,145回再生)
8位「Cry Baby」Official髭男dism(7,382,317回再生)
9位「踊」Ado(6,533,183回再生)
10位「群青」YOASOBI(6,379,401回再生)
※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。
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