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2021/07/14

ザ・ウィークエンド、制作中のニュー・アルバムについて「本当に誇りに思う」と投稿

 現地時間2021年7月13日、ザ・ウィークエンドが現在レコーディング中のニュー・アルバムに関するツイートを連投した。

 まず彼はCDの絵文字と一緒に「(完成)目前のところまで来ている」と綴り、別のツイートで「この作品を本当に誇りに思う。凄い」と続けた。3つ目の投稿で、ザ・ウィークエンドは「今は一層磨きをかけていて、スウィートに扱い、優しい愛とケアを施しています」と述べており、2020年リリースの『アフター・アワーズ』以来、彼の新曲を期待しているファンはもう少し我慢する必要がありそうだ。

 MRCデータが、現地時間2021年7月13日に発表した2021年のカナダ中間レポートによると、ザ・ウィークエンド(本名エイベル・テスファイ)は、2021年上半期において母国カナダの音楽シーンを独占した。4thスタジオ・アルバム『アフター・アワーズ』に加え、今年初めに行われた【第55回NFLスーパーボウル】でのパフォーマンス直前にリリースされた自身のキャリアを振り返るアルバム『ザ・ハイライツ』が、カナダ人アーティストのトップ・アルバムでそれぞれ2位と3位にランクインし、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位になった「セイヴ・ユア・ティアーズ」と「ブラインディング・ライツ」はカナダ人アーティストのトップ・ソングでそれぞれ1位と3位にランクインした。

 また、【スーパーボウル】ハーフタイム・ショーのパフォーマンスが【エミー賞】の<バラエティ・スペシャル(ライブ)部門>にノミネートされたことも発表された。これまで【スーパーボウル】のハーフタイム・ショーが同賞にノミネートされたのは、ブルース・スプリングスティーン、ブルーノ・マーズ、故プリンスだけで、ノミネート発表後、ザ・ウィークエンドは「素晴らしい仲間」とTwitterに投稿した。

 2020年3月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位になった『アフター・アワーズ』に続く新たなプロジェクトは、フル・アルバムになると彼は語っている。「混乱がないように、これは完全な一つの作品です……」と、Twitterに夜明けを表す絵文字を並べて説明した。Twitterやインタビュー、そして【2021ビルボード・ミュージック・アワード】の受賞スピーチで絶えず予告しているように、前作がアフター・アワーズ(就業時間後、営業時間後)を表しているのであれば、次回作では「夜明けがやってくる」と彼は述べている。ただし、来たる5thスタジオ・アルバムのタイトルが「the dawn is coming(夜明けがやってくる)」となるかは不明だ。

 新しい時代の到来を告げたザ・ウィークエンドは、2022年に再延期された【アフター・アワーズ・ツアー】で古い時代に別れを告げることになる。彼は「ツアーは熱狂的なものになる」と最後に付け加えている。

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