2021/07/12
デュア・リパが、パパラッチによって撮影された自身の写真をインスタグラムに投稿したことで、訴訟に直面していることが米ビルボードの取材でわかった。
現地時間2021年7月6日に米カリフォルニア州地方裁判所に弁護士クレイグ・サンダーズが提出した8ページの著作権侵害の申し立てで、デュアは2019年2月にインテグラル・イメージズが所有する写真を「許可、ないし承諾なしに」彼女の個人のインスタグラムのアカウントに使用したとして告訴された。同社は、デュアがインスタグラムのアカウントを追加収益を上げるマーケティング手段として使用していることを指摘し、彼女に対する訴訟を裏付けている。
訴状では、「本アカウントは、リンクや広告によって被告のコンテンツを消費および購入するように誘導するフォロワーを集めるためのコンテンツを含んでおり、被告はこれらの活動から利益を得ています」と述べられている。
インテグラル・イメージズは15万ドル(約1,700万円)の損害賠償、あるいは「実際の損害賠償と侵害に起因する被告のすべての収益吐出」のいずれか額の大きい方を求めている。そしてデュアにさらなる侵害行為を禁じる命令と共に、訴訟費用と弁護士費用の負担を求めている。
デュアが使用したとされる写真のスクリーンショットは、特大の帽子を被って空港の列に並んでいる彼女の姿を捉えており、訴状の証拠として一緒に提出された。インテグラル・イメージズは、この写真はデュア・リパが「別途通知するまで、私はフワフワの帽子のもとで暮らします」とキャプションを付けて彼女のアカウントに投稿する数日前に撮影されたと主張している。
米ビルボードはデュアとインテグラル・イメージズの代理人にコメントを求めたが、返答はまだ得られていない。
デュア以外にも、これまでにパパラッチに撮影された自分自身の画像をソーシャル・メディアのアカウントに投稿したことで訴えられたミュージシャンがいる。2019年、アリアナ・グランデとジャスティン・ビーバーの両者は、写真家ロバート・バーベラが起こした訴訟において和解しており、アリアナは翌年にも別件で2度目の和解をしている。また、2019年、ジェニファー・ロペスが当時のボーイフレンドだったアレックス・ロドリゲスと一緒に写った著作権が保護された写真をインスタグラムに投稿したことで、Splashy News and Picture Agencyに訴えられた。その後、同社は自発的に訴えを取り下げた。
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