2010/06/26
MICHAEL JACSKONが50歳という若さで亡くなってから1年を迎えたその日、涙に暮れるファンが“KING OF POP”の突然すぎる死を悼む一方で、父親のJOE JACKSONが“息子に致命的な薬物を与えて死に追いやった”として、担当医師を相手取りロサンゼルスの連邦裁判所に訴訟を起こした。
没後1周年を迎えた先週末の6/25(金)、ロサンゼルス近郊のグレンデールにあるMICHAELが眠るFOREST LAWN墓地の入口には、“The King of Pop, Michael Jackson, Gone Too Soon”と書かれた30メートルに及ぶ巨大なバナーが掲げられ、数千人ものファンが詰めかけて彼の輝かしい軌跡を讃えると共に、突然この世から姿を消した彼への哀悼の気持ちを改めて噛み締めていた。
この日集まったファンの中には、アメリカ国内だけにとどまらず、イタリア、フランス、スペイン、ノルウェーなど世界各国から足を運んだファンも大勢いて、「MICHAELは物心ついた時からずっと僕のアイドルだったし、未だに受け入れられない気持ちだ」と語り泣き出す男性もいた。またMICHAELの親族数人も墓地を訪れ、弟のTITOはファンと握手を交わし、兄のJARMAINEは帰り際に豪華なリムジンの窓を下げて群集に手を振る一方、ファンは白い鳩を空に放って墓地を後にする親族を見送る美しい光景も見られた。
そんな中、父親のJOEはMICHAELの専属医師だったCONRAD MURRAYに対し、75,000ドルの賠償金を求めて訴訟を起こした。MURRAY医師は、カムバック・ツアーを目前に控えたMICHAELに強い麻酔作用のある鎮静剤を処方し、それが原因で彼を死に至らしめたとされているが、本人は一貫して重過失致死罪に対する無罪を主張してきた。しかしJOEは、医師のプロとしての任務怠慢を訴訟理由に挙げ、MICHAELの死の責任は医師にあるとして訴訟に踏み切った。これに対し、医師側の弁護士は「無罪は裁判を通じて証明されるはずだ」との声明を出している。
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