2021/06/28
緑黄色社会がたった一人の高校生へ向けて歌う、特別なライブを開催した。
今回のライブは、中高生のアクティブな毎日を応援するボディケアブランド「シーブリーズ」が、全国の中高生から募集した青春を全力で応援するプロジェクト『#シーブリーズど青春にやりたい100のこと』で、多数の応募から選ばれた青春の1つとして開催された。
『#シーブリーズど青春にやりたい100のこと』プロジェクトは「今だからこそ、こんな青春がしたい!」という全国の中高生の熱い想いから生まれた企画。「青春時代に絶対やっておきたいこと」をTwitterで募集し、応募された投稿から100個の“ど青春”を選定し応援するプロジェクトだ。さらにその中から選ばれた一部については、実際に様々なインフルエンサーやアーティスト、CMキャストとともに、実現のサポートを行っている。※現在新規応募の受付は終了いたしております。
今回実施したイベント「『1人の高校生に捧げる、ど青春スペシャル LIVE』by SEA BREEZE」では実際に寄せられた夢「緑黄色社会のライブに行きたい!!」を実現するべく、スペシャルサポ―ターとして緑黄色社会が協力。女子高校生、アカネさん一人のためにヒット曲「Mela!」や 2021年のSEA BREEZE CM のための書き下ろし楽曲「これからのこと、それからのこと」を含む全4曲を演奏。MCトークも実施した。
最後には緑黄色社会メンバーとアカネさんで記念撮影を行い、「明日からの日々も強く生きていこうと強く思いました」とアカネさんからのコメントも溢れ、かけがえのない一つの青春が実現した。
<ライブレポート>
・やっておきたかった青春を叶える「一人へ贈るライブ」
緑黄色社会とは去年4月に出会った、高校生のアカネさん。先の見えない不安のなかで緑黄色社会の楽曲をくり返し聴くにつれ彼女の活力となり、その中でも『inori』は彼女の生活の中で「お守り」のような存在になっていました。そんなアカネさんは今年も友達と緑黄色社会のライブへ沢山行って青春を楽しむはずでしたが、思うようにライブへは行けませんでした。
そこで出会ったのが今回の「#ど青春にやりたい100のこと」。「ライブのときには、自分の記憶がなくなってしまうほど夢中になってしまう」と語るアカネさんもイベント前、「めちゃめちゃ緊張してます」と不安とながらも期待をにじませ、会場に向かいました。
会場に到着し、アカネさんを迎えたのは大きな垂れ幕。“Overture”が流れるフロアでステージに向かうと、“Mela!”のイントロが暗闇から響きました。幕が開け、たった一人のためのライブを始める緑黄色社会のメンバーを見た時、アカネさんの表情は明るく輝きました。
・「“inori”は私にとってお守りのような曲。」緑黄色社会への思いを目の前で伝える。
ヒット曲“Mela!”から、コーラスの部分では長屋さん(Vo./Gt.)と一緒に手を振るアカネさんにメンバー全員で応え、パワフルにライブが始まりました。息もつかせぬまま最新曲“ずっとずっとずっと”を歌い上げたあとにはたった一人に向けたトークセッションの時間。「実は私たちも一人に向けてライブをするのは初めてだから緊張してるの。楽しんでくれるといいな。」と語りかける長屋さん。
二曲の演奏を終えると、今日のために手紙を書いてきたアカネさんから思いを伝える時間が始まりました。ステージを降り、真正面で受け止める長屋さんを前に、「先が見えず、これからどうなっていくんだろうと不安な日々を過ごしている中、”あのころ見た光”に出会い、頑張ろうと思うことができました。特にー”inori”がお守りのような曲になりました。試験前に“inori”を聴いて、歌詞カードをお守りのように持っていたおかげで厳しいかもといわれていた志望校に合格することができました。ずっとずっとずっとリョクシャカが大好きです。」(一部抜粋)と、気持ちを伝えました。メンバーはそんなアカネさんの思いを受けて、お守りにしていた楽曲“inori”を演奏。大切に、今は一人へ向けた祈りを歌い上げました。
・新曲「これからのこと、それからのこと」披露
ついに終わりに近づき、2021年のSEA BREEZE CMのための書き下ろし楽曲「これからのこと、それからのこと」を披露。SEA BREEZEのCMソングとして公開されていた楽曲で爽快感あるメロディにアカネさんも笑顔で体を揺らして楽しみながら、緑黄色社会と共に最高の盛り上がりでライブを終えました。
・「明日からの日々も強く生きていこうと強く思いました」
ライブ終了後には長屋さんから「今日は素敵な時間をありがとう。会いに来てくれてありがとう。アカネちゃんのことをずっと愛しています。いっしょに頑張ろうね」と温かいメッセージ。そしてメンバー全員から「#シーブリーズど青春にやりたい100のこと」Tシャツにサインと「学校も部活も頑張ってください」とメッセージのプレゼント、そして記念撮影を行いました。メンバーに見送られ会場を出たアカネさんはその場に座り込んで、大粒の涙を流しながら今回の特別な青春のひと時を噛みしめていました。また、「生の音楽の力強さを改めて感じ、明日からの日々も強く生きていこうと強く思いました。」と前向きな言葉を残しました。
◎緑黄色社会 コメント
・今回のライブについて
(長屋)ライブをたくさんしてきて毎回一人一人に届け、という想いではいるんですけど、「目の前にいるたった一人に届ける」という機会はなかったので、今日はその想いを具現化できた日だったと思っています
(peppe)彼女の真っ直ぐな眼差しからは「すべてを目に焼き付けよう」とする気持ちが伝わってきて、私も届けるということを改めて意識することがでました。アカネちゃんが喜んでくれてたら嬉しいです。
(穴見)アカネちゃんのこれからの青春が花開くように、魂を込めて演奏しました。
(小林)楽曲がお守りになるなんて思ってもなく、大切に音を紡ごうと思って演奏しました。
(長屋)言葉とか音じゃなくて、気持ちよ届けと思っていました。今日は(メンバー)みんなの顔が違う気がしました、いつもより。
・「ど青春」のうちにやっておくべきことのアドバイス
(長屋)制服は今しか着ることができないので、制服を着て輝いている自分をしっかりと愛してあげてください。
(穴見)「告白」失敗しても成功してもどっちでもいいと思います!
(小林)なにか 1 つを続けるということをやってほしいです。その時は意味のないことだと思ってしまうこともあるかもしれませんが、やめたときに改めて大切さや助けられていたことに気づくと思うのでなにか 1つを続けてみてください。
・新曲に込めた思い
(長屋)サビの始まりにある「失うものなんてもうないし」というフレーズにすべてを込められたんじゃないかなってくらい(この考えを)大切にしていて、下に行ききったんなら上に行くしかないじゃないですか。そういった底力みたいなものを高校生は持っていると思うので、みんなには何も恐れることなくいろんなことに飛び込んでほしいと思ってこの曲をつくりました。
・ファンに向けたメッセージ
(小林)きっと何かにぶちあたるのが青春だと思うんですけど、ずっとうまくいくことはないと思うんですよね。そんなときに支えになるような楽曲であったら嬉しいなと思っていて、僕らよりも年上の人も、まさに今青春の真っ只中にいる人も吹っ切れるような楽曲であったら嬉しいなと思います。そういう生き方を選んでもいいし、自然とそういう風に体が動いてもいいし、過去の青春や今の青春に花を持たせられたら良いなと思います。
(長屋)「これからのこと、それからのこと」は日々いろんなことが起こる青春真っ只中にいるみんなの背中を押せる、そんな曲であったらいいなと思います。ぜひ聴いて下さい!
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