2021/06/25
2020年6月26日、米ヒューストンをベースとするトリオ=クルアンビンはニュー・アルバム『モルデカイ』をNight Time Storiesの協力のもと、Dead Oceansよリリースした。今作は米チャートで31位、英チャートで7位を記録。その他、ヨーロッパ、オセアニア、アジアの各国でもチャートインし、大きな成功をおさめたが、同アルバムのリミックス・アルバム『モルデカイ・リミクシーズ』が発売されることとなった。
アルバムにはリミキサーとしてカディア・ボネイ(LAの女性シンガー / マルチインストゥルメンタリスト)、ジンジャー・ルート(カリフォルニア出身のインディ・ロッカー)、ノレッジ(LAのプロデューサー / ビートメーカー)、ナターシャ・ディグス(NYをベースとするDJ / プロデューサー)、ソウル・クラップ(マサチューセッツ州ボストン出身のモダン・ハウスDJデュオ)、クァンティック(イギリスのDJ / プロデューサー)、フェリックス・ディッキンソン(UKアンダーグラウンド・ダンス・シーンの実力者)、ロン・トレント(シカゴ・ハウスのレジェンド)、マング・ダイナスティ(UKディスコ・シーンを代表するDJ / プロデューサー / リミキサー、レイ・マングとイギリスの作家 / ディスクジョッキー、ビル・ブリュースターによるユニット)、ハーヴィー・サザーランド(メルボルンのクラブ・ミュージック・シーンで注目を集めるアーティスト)が参加。2021年8月6日にデジタル、10月29日にLPでリリースされる。尚、CDは日本のみでの発売となる。
クルアンビンは『The Universe Smiles Upon You』と『Con Todo El Mundo』という2枚のアルバムと共に、南北アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアと2019年の夏まで3年半近くもツアーを継続。その後、テキサス州バートンの農場にある自身のスタジオに戻り、3rdアルバム『モルデカイ』の制作をスタートした。
クルアンビンは常に多言語だ。東アジアのサーフロック、ペルシャのファンク、ジャマイカのダブといった互いに遠く離れた音楽言語を繊細なハーモニーに織り込んでいる。しかし、『モルデカイ』では、ほぼ全ての曲でヴォーカルがフィーチャーされた。遊牧民的な放浪のスピリットを失うことなく彼らの恍惚的なサウンドを直接的にエモーショナルな感覚へと向かわせるのは、リスクを伴うほどの大きな変化だ。
以前、クルアンビンは「Friday Morning」や「Cómo Te Quiero」といった曲で歌詞を書いてはいたが、その時とは違い、今回は言うべきことがあるとベースのLaura Lee Ochoaは考えていた。彼らはそれぞれの曲の中にヴォーカルだけが満たすことができるスペースを見つけ出し、Ochoaがノートに書き留めた言うべき言葉を使って、ほぼ全ての曲でヴォーカルをフィーチャーしたアルバム『モルデカイ』を完成させた。
◎リリース情報
アルバム『モルデカイ・リミクシーズ』
2021/8/6 RELEASE
DOC230JCD / 2,400円(plus tax)
日本独占CD化、解説(ビル・ブリュースター)/リミキサー紹介付
<トラックリスト>
1. Father Bird, Mother Bird (Sunbirds) (Kadhja Bonet Remix)
2. Connaissais De Face (Tiger?) (Ginger Root Remix)
3. Dearest Alfred (Myjoy) (Knxwledge Remix)
4. First Class (Soul In The Horn Remix) (Natasha Diggs Remix)
5. If There Is No Question (Soul Clap Wild, but not Crazy Mix) (Soul Clap Remix)
6. Pelota (Cut A Rug Mix) (Quantic Remix)
7. Time (You and I) (Put a Smile on DJ's Face Mix) (Felix Dickinson Remix)
8. Shida (Bella's Suite) (Ron Trent Remix)
9. So We Won’t Forget (Mang Dynasty Version) (Mang Dynasty Remix)
10. One to Remember (Forget Me Nots Dub) (Harvey Sutherland Remix)
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