2021/06/04
2021年上半期Billboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”で、LiSAの「炎」が堂々の首位に輝いた。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌「炎」は、昨年10月12日のリリースから約1.5か月で2020年の年間ダウンロード・ソング・チャート3位に輝く快挙を達成。2021年に入ってからも空前の鬼滅ブームはとどまることを知らず、「炎」は初登場から1月13日公開チャートまで、実に13週連続でNo.1をキープするメガヒットとなった。上半期チャートの集計期間となる2020年11月23日から2021年5月23日には、397,031ダウンロード(DL)を売り上げて、上半期“Download Songs”1位の座に上り詰めるとともに、上半期総合アニメソング・チャート“HOT Animation”でも首位となった。
そのLiSAは、2020年の年間“Download Songs”で見事1位に輝いた「紅蓮華」を2021年上半期で10位に送り込んでおり、トップ10に2曲がチャートインすることとなった。10位以下では、Uruとタッグを組んだ「再会 (produced by Ayase)」が11位、「dawn」が77位についている。
首位と約10万DL差となる294,207DLで上半期2位についたのは、社会現象となったAdoの「うっせぇわ」だ。2020年10月23日に配信された本曲は、じわじわと順位を上げ、1月27日公開の“Download Songs”で自身初の1位となり、その後計4週にわたり首位をマークした。
昨年10月25日に配信された優里の「ドライフラワー」は、267,351DLを獲得して上半期3位となった。トップ3の中で唯一“Download Songs”で週間No.1獲得を果たしていない本曲だが(最高位は2月3日&10日の2位)、今年に入ってから徐々にランクアップを果たし、年明けから5月19日公開チャートまでトップ10圏内をキープするロングヒットとなった。今年の上半期ストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で首位となった同曲は、上半期総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”も制している。
BTSが自身初の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”首位を獲得した「Dynamite」は、上半期“Download Songs”で4位をマーク。昨年8月26日公開チャートで2位デビューした同曲は、以降およそ9か月に及びトップ20圏内にチャートインし続けている。上半期“Streaming Songs”では2位となった「Dynamite」は、上半期“JAPAN HOT 100”で3位をマークしている。
Billboard JAPANが年間チャートを発表して以来、昨年初めてシングル盤をリリースしていない楽曲として年間総合1位となったYOASOBIの「夜に駆ける」は、2021年の上半期“Download Songs”で5位となった。元々は2019年12月15日に配信された楽曲だが、2021年1月6日発売の同曲が収録された1st EP『THE BOOK』が好調だったことなどを受けて、今年に入ってからトップ20を維持する異例のロングヒットとなっている。
2021年以前の楽曲が席巻したトップ5だが、今年リリースされた楽曲としてはYOASOBIの「怪物」が8位、宇多田ヒカルの「One Last Kiss」が9位についた。YOASOBIは他にも「群青」(13位)、「優しい彗星」(28位)など計8曲をトップ100にチャートインさせ、大活躍となった。
◎【2021年上半期Billboard JAPAN Download Songs】トップ10
1位「炎」LiSA(397,031ダウンロード)
2位「うっせぇわ」Ado(294,207ダウンロード)
3位「ドライフラワー」優里(267,351ダウンロード)
4位「Dynamite」BTS(257,686ダウンロード)
5位「夜に駆ける」YOASOBI(234,127ダウンロード)
6位「虹」菅田将暉(238,525ダウンロード)
7位「廻廻奇譚」Eve(226,056ダウンロード)
8位「怪物」YOASOBI(197,034ダウンロード)
9位「One Last Kiss」宇多田ヒカル(174,315ダウンロード)
10位「紅蓮華」LiSA(161,453ダウンロード)
集計期間:2020年11月23日(月)~2021年5月23日(日)
※()内の数字は集計期間中のダウンロード数になります。
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