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2021/05/28 10:00

ニッキー・ミナージュ、32曲目のR&B/ヒップホップ・チャートTOP10入り果たす 女性アーティストとして歴代2位に

 ニッキー・ミナージュが、今週の米ビルボード・R&B/ヒップホップ・ソング・チャート“Hot R&B/Hip-Hop Songs”に3曲を送り込んだ。これで、同チャートに計114の楽曲をチャートインさせた彼女は、女性アーティストとしての歴代最多ランクイン記録をさらに更新した。

 これらの新曲3曲のうち、ドレイクとリル・ウェインをフィーチャーした「Seeing Green」が8位に初登場しており、彼女がTOP10圏内にエントリーするのは32曲目となった。同時にジャネット・ジャクソンの歴代記録31曲を破り、1958年に発足した同チャートにおける女性アーティストのTOP10ランクイン数歴代2位となった。女性アーティスト最多は、故アレサ・フランクリンの52曲となっている。

 MRCデータによると、「Seeing Green」は5月20日に終わる集計週に全米で33,000ダウンロードを売り上げて、今週最も売れた曲となり、オールジャンルのデジタル・ソング・セールス・チャート“Digital Song Sales”とR&B/ヒップホップ・デジタル・ソング・セールス・チャート“R&B/Hip-Hop Digital Song Sales”で首位に輝いた。同集計期間における全米週間ストリーミング数は2150万回で、R&B/ヒップホップ・ストリーミング・ソング・チャート“R&B/Hip-Hop Streaming Songs”では11位デビューを飾った。

 フィーチャリング・アーティストのリル・ウェインにとっては、“Hot R&B/Hip-Hop Songs”50曲目のTOP10入り、歴代最多記録を保持しているドレイクは自身の記録をさらに更新し、85曲目のTOP10入りとなった。歴代2位は故ジェームズ・ブラウンの57曲で、前述の故アレサ・フランクリンの52曲、リル・ウェインの50曲、スティーヴィー・ワンダーの48曲と続く。

 ニッキー、ドレイク、リル・ウェインの3者による楽曲が、“Hot R&B/Hip-Hop Songs”TOP10にランクインするのは4曲目となる。過去には、「Truffle Butter」(最高4位 / 2015年)、「No Frauds」(最高8位 / 2017年)、そして2014年に参加したクリス・ブラウンの「Only」が2週にわたり首位を記録している。

 「Seeing Green」に加え、“Hot R&B/Hip-Hop Songs”でニッキーは今週「Fractions」を29位、「Itty Bitty Piggy」を41位に初登場させている。いずれも5月14日に初デジタル&ストリーミング解禁された2009年のミックステープ『Beam Me Up Scotty』に収録されている。今回のリリースを受けて、同ミックステープは81,000ユニットを獲得し、アルバム・チャート“Billboard 200”とR&B/ヒップホップ・アルバム・チャート“Top R&B/Hip-Hop Albums”で初登場2位を記録している。

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