2021/05/26
2021年5月26日公開(集計期間:2021年5月17日~5月23日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で、King & Princeの「Magic Touch」が初登場で総合首位を獲得した。
通算7枚目となるシングル・リード曲の「Magic Touch」は、初週売上470,605枚をマークしてシングル1位、他指標ではPC読み取り回数のルックアップ1位で計2冠となり、Twitter 2位、ラジオ20位、動画再生30位と、2位以下に大差を付けて総合1位となった。12月に発売された前作「I Promise」は初週売上578,092枚で本作は約11万枚の減となるが、コロナ禍の緊急事態宣言下におけるレコード実店舗の閉店に伴うものとみられ、そちらを考慮すると訴求力は横ばいにある、と考えられる。
現地時間2021年5月23日に米ロサンゼルスで行われた【2021 ビルボード・ミュージック・アワード】にて、<トップ・デュオ/グループ賞>、<トップ・ソング・セールス・アーティスト賞>、<トップ・ソーシャル・アーティスト賞>、<トップ・セールス・ソング賞>を獲得し、4冠に輝いたBTS。同アワードでTV初披露となった「Butter」が、デジタル解禁後3日間で世界的な拡がりをみせ、“JAPAN HOT 100”でも、ダウンロード、ストリーミング、Twitter、動画再生で1位となり、計4冠を獲得して総合2位に初登場した。特に当週は計測期間が3日という短期間でありながら、ストリーミングでは14,021,650再生で同2位の優里の「ドライフラワー」(8,282,357再生)と約600万再生の大差、動画再生では7,314,289再生で同2位のAdo「踊」(2,547,624再生)と約500万再生の大差をつけ、世界的な訴求力の高まりを日本でも証明する結果となった。
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の主題歌であるBUMP OF CHICKENの「なないろ」は、ダウンロード2位、ストリーミング48位、ラジオ2位、Twitter 25位、動画再生24位とバランス良く各指標のポイントを積み上げて総合3位に初登場。前作「Flare」が、ダウンロード2位、ストリーミング100位圏外、ラジオ16位、Twitter 77位、動画再生34位で、総合23位からの初週スタートだったことを鑑みると、タイアップによって新しいリスナー層への訴求効果が十分あったといえる。半年間放映される朝ドラの主題歌として、ストーリーの盛り上がりに合わせ、各指標一層の伸びが見込まれるため、ロングヒットが期待される。
◎【JAPAN HOT 100】トップ10
1位[-]「Magic Touch」King & Prince(470,605枚・-・-)
2位[-]「Butter」BTS(-・55,844DL・14,021,650再生)
3位[-]「なないろ」BUMP OF CHICKEN(-・38,141DL・2,264,268再生)
4位[4]「もう少しだけ」YOASOBI(-・17,156DL・7,184,938再生)
5位[6]「ドライフラワー」優里(-・6,523DL・8,282,357再生)
6位[5]「きらり」藤井 風(-・12,950DL・6,522,592再生)
7位[7]「怪物」YOASOBI(593枚・6,607DL・7,242,871再生)
8位[10]「Dynamite」BTS(-・4,844DL・7,201,058再生)
9位[9]「踊」Ado(-・6,294DL・6,052,681再生)
10位[11]「夜に駆ける」YOASOBI(-・3,990DL・6,816,310再生)
※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)
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