2010/06/22
RUSHは2011年発売予定の次のアルバム『CLOCKWORK ANGELS』の制作をスタートさせたが、3人のメンバーはこの夏のツアーがアルバムの仕上げのためにスタジオに戻ったときに役立ってくれることを期待しているという。
「今までにツアーから戻って絶好調の状態のままスタジオに入るなんて贅沢はしたことがないからね」とギタリストのALEX LIFESONは言う。「大抵僕たちはツアーが終わるとオフを取って、それからゆっくりと曲作りを再開し、その後スタジオに入ってレコーディング……というやり方でやって来た。今回、僕たちはすぐにスタジオに入って、ツアーから戻って最高の状態のうちにレコーディングや曲作りをするつもりなんだ」
LIFESONによると、バンドは2007年の『SNAKES & ARROWS』も手がけたプロデューサーのNICK RASKULINECZとともに『CLOCKWORK ANGELS』のレコーディングを「半分よりもうちょっと」のところまで進めているという。「CARAVAN」と「BU2B」の2曲はオンラインでリリースされており、その他4曲がナッシュヴィルのブラックバード・スタジオでのセッションでレコーディングされている。「たしかにあの2曲はアルバムの方向性をかなりハッキリと示しているよ。だけど、僕たちが今のところ書いている曲にはものすごく様々なサウンドスケープやトーンが入り交じっているから、これからの作業でどんな方向に進むか非常に興味を持っているんだ」
LIFESONによるとバンドは秋にレコーディングを完了し、2011年春のリリースを望んでいるという。その後大がかりなワールド・ツアーを行なう意向だ。また、彼らは現在6/29にニューメキシコ州アルバカーキでスタートする夏のショーに向けて準備中。この公演では1980年のアルバム『MOVING PICTURES』が丸ごと披露される予定だ。
「あのアルバムが僕たちを次のレベルに連れて行ってくれた。あれ以来人気がぐっと広まり、観客が激増した。僕たちを前進させてくれたアルバムなんだよ」
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