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2026/03/03 13:00

【米ビルボード・アルバム・チャート】ミーガン・モロニー『Cloud 9』初登場1位、ヒラリー・ダフなど4作品がTOP10デビュー

 今週(2026年3月7日付)の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”は、米ジョージア州出身の女性カントリー・シンガー=ミーガン・モロニーの『Cloud 9』が1位に初登場。TOPには、3位にヒラリー・ダフの『ラック... オア・サムシング』、4位にベイビー・キームの『Ca$ino』、10位にマムフォード&サンズの『プライズファイター』がそれぞれ初登場した。

 No.1デビューを飾ったミーガン・モロニーの『Cloud 9』は、前作『アム・アイ・オーケイ?』(2024年/最高9位)から約2年ぶり、3作目のスタジオ・アルバムで、デビュー・アルバム『ラッキー』(2023年/最高38位)から3作連続のTOP40入り、TOP10入りは2作目、首位獲得は初のタイトルとなる。

 女性アーティストのカントリー・アルバムが、アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得するのは、2024年4月13日~20日付の2週間をマークした、ビヨンセ初のカントリー・アルバム『カウボーイ・カーター』以来、約2年ぶりの快挙となる。

 『Cloud 9』は、初週の集計期間(2026年2月20日~2月26日)にアルバム・セールスが78,000、ストリーミングによるアルバム換算ユニット(SEA)は69,000を記録して、合計147,000ユニットを獲得した。自己最高となる週間セールスを記録して、アルバム・セールス・チャートでも1位に初登場。収録曲のオンデマンド公式ストリーミングも、自己最高の週間再生数7,154万回を記録して、ストリーミング・アルバム・チャートでは2位にデビューした。

 女性アーティストのカントリー・アルバムとしては、先述の『カウボーイ・カーター』が初週(2024年4月13日付)で記録した407,000以来の週間最高ユニット数で、週間ストリーミング再生数としては、『カウボーイ・カーター』が3週目(2024年4月27日付)で記録した9,008万回以来の最高値を更新している。

 過去10年間(2016年3月以降)で首位を獲得した女性アーティストのカントリー・アルバムは、『Cloud 9』が以下に続く7作目(5組目)のタイトルとなる。

・ミーガン・モロニー『Cloud 9』(2026年)
・ビヨンセ『カウボーイ・カーター』(2024年)
・テイラー・スウィフト『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』(2023年)
・テイラー・スウィフト『レッド(テイラーズ・バージョン)』(2021年)
・テイラー・スウィフト『フィアレス(テイラーズ・バージョン)』(2021年)
・キャリー・アンダーウッド『クライ・プリティー』(2018年)
・シャナイア・トゥエイン『ナウ』(2017年)

 一方、男性カントリー・アーティストは11組、計17作のアルバムが1位を獲得している。

 『Cloud 9』の初週のセールスは、5種類のアナログ盤(直筆サイン入り、ボーナストラック2曲を収録したTarget限定盤を含む)、3種類のCD(直筆サイン入り、Target限定盤を含む)、およびアパレル商品とCDを同梱した4種類のデラックス・ボックス・セットによって後押しされた。

 アルバムのリリースに先駆けては、「6 Months Later」、「Beautiful Things」、「Wish I Didn’t」、「Cloud 9」の4曲がカントリー・ソング・チャートでTOP40入りし、「6 Months Later」はソング・チャート“Hot 100”で自己最高位となる29位を記録した。

 先週のチャート(2月28日付)で約9か月ぶりに1位に返り咲いたバッド・バニーの『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』(85,000ユニット/37%減少)は、今週2位にランクダウン。続いて3位には、ヒラリー・ダフの約11年ぶりとなる復帰作『ラック...オア・サムシング』がデビューして、以下に続く通算5作目のTOP10入りを果たした。

・『メタモルフォシス』(2003年/最高1位)
・『ヒラリー・ダフ』(2004年/最高2位)
・『モースト・ウォンテッド』(2005年/最高1位)
・『ディグニティ』(2007年/最高3位)
・『ブリーズ・イン ブリーズ・アウト』(2015年/最高5位)
・『ラック... オア・サムシング』(2026年/最高3位)

 『ラック... オア・サムシング』は、初週アルバム・セールスが73,000(2007年以来の週間最高売上を記録、アルバム・セールス・チャートで2位に初登場)。ストリーミングによるアルバム換算ユニットは11,000(収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は1,151万回)を記録して、合計84,000ユニットを獲得した。

 初週のセールスは、7種類のアナログ盤(サイン入り含む)、3種類のCD(サイン入り、ボーナストラック7曲収録のWalmart限定盤含む)、Tシャツとサイン入りCDを同梱したボックス・セット、11曲のボーナストラックを追加したデラックス・デジタル・ダウンロード・アルバム(Walmart限定盤に収録されたボーナストラック7曲に加え、さらに4曲を追加)によって後押しされた。

 本作からの 先行シングルの「ルームメイツ」は、アダルト・ポップ・エアプレイ・チャートでTOP20入り、ポップ・エアプレイ・チャートでTOP30入りしている。

 続いて今週4位には、米カリフォルニア出身の新人ラッパー=ベイビー・キームの新作『Ca$ino』が初登場して、前作『The Melodic Blue』(2021年/最高5位)に続く2作目のTOP10入りと、自己最高位を更新した。なお、チャートインしたのはミックステープ『Die for My Bitch』(2020年/最高162位)を含めて3作目となる。

 『Ca$ino』は、、初週アルバム・セールスが16,500(週間自己最高売上を記録、アルバム・セールス・チャートで4位に初登場)。ストリーミングによるアルバム換算ユニットは55,500(収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は5,667万回、ストリーミング・アルバム・チャートで5位に初登場)を記録して、合計72,000ユニットを獲得した。

 新作が上位に3作デビューしたことで、先週4位にランクインしていたモーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』(71,000ユニット/前週比8%減少)は今週5位に、ドン・トリヴァーの『オクタン』(68,000ユニット/前週比13%減少)は3位から6位、オリヴィア・ディーンの『ジ・アート・オブ・ラヴィング』(61,000ユニット/前週比15%減少)は5位から7位、J.コールの『The Fall-Off』(53,000ユニット/前週比34%減少)は2位から8位に、それぞれランクダウンした。テイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』(44,000ユニット/前週比13%減少)は、先週に続き今週も9位をキープしている。

 TOP10最後を飾るのは、イギリス・ロンドン出身のロックバンド=マムフォード&サンズの新作『プライズファイター』で、初週44,000ユニットを記録して10位にデビューした。本作は、2025年3月にリリースされた前作『ラシュミア』から1年足らずでリリースされた6枚目のアルバムで、6作いずれもTOP10入りしている。

 44,000ユニットの内訳は、アルバム・セールスが25,000(アルバム・セールス・チャートで3位に初登場)、ストリーミングによるアルバム換算ユニットは18,500(収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は1,869万回、ストリーミング・アルバム・チャートで32位に初登場)、トラックによる換算ユニット(TEA)は500だった。

 リード・シングルの「ラバー・バンド・マン with ホージア」は、昨年11月から今年2月にかけてアダルト・オルタナティブ・エアプレイ・チャートで通算10週間首位を獲得。オルタナティブ・エアプレイ・チャートでは、最高2位を記録した。初週のセールスは、7種類のアナログ盤(サイン入り含む)と4種類のCDによって押し上げられた。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは3月5日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『Cloud 9』ミーガン・モロニー
2位『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』バッド・バニー
3位『ラック... オア・サムシング』ヒラリー・ダフ
4位『Ca$ino』ベイビー・キーム
5位『アイム・ザ・プロブレム』モーガン・ウォーレン
6位『オクタン』ドン・トリヴァー
7位『ジ・アート・オブ・ラヴィング』オリヴィア・ディーン
8位『The Fall-Off』J.コール
9位『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』テイラー・スウィフト
10位『プライズファイター』マムフォード&サンズ

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