2012/04/26 22:00
昨年秋にデビューした遅咲きの女性シンガー 安東由美子が、4月25日にニューシングル『ホームランは狙わない』をリリース。それに伴い自身のラジオ番組などをスタートさせ、奔放な発言で衝撃を与えている。
広島の有名高校を卒業した後、音楽業界に足を踏み入れOLをやっていたという彼女は、2011年にシンガーへの転身することを決意。10年来の仲であるという敏腕プロデューサー 根岸孝旨に自らオファーを出し、同年9月にシングル『平凡ガール』でデビューを果たしたシンガーだ。
昭和のテイストを大切にしたサウンドや歌詞は近年のシーンには耳珍しく、独特のあたたかみをたたえた歌声は老若男女に愛される可能性も。注目すべき音楽性を持っていることは確かなのだが、彼女が他を凌駕している魅力は別にある。
それが最も顕著に現れたのが、bay fmでオンエア中のレギュラー番組「木曜日の電話」(毎週木曜24:30~)と、インターネットTV「あっ!とおどろく放送局」で生放送されているレギュラー番組「安東由美子の願はくば」(毎週月曜16:00~)。
とにかく奔放であけすけな発言の連続で、リスナーを仰天させているのだ。軽く例を挙げようにも……
・初体験は24歳
・付き合っていた男に、11トントラックから放り出されたことがある
・オススメのデートコースはコタツ。理由は「色々できるから」
・新譜の裏ジャケは足を細くレタッチした
とキリがない。上記の番組はどちらも春からスタートした新番組となるが、のっけからミュージシャン、それも女性シンガーとは思えないほど赤裸々なトークを展開し続けてファンを楽しませているのだ。
また、新作『ホームランは狙わない』を一風変わったタイトルだとを感じる人は多いと思うが、ここで描かれる“ホームラン”にも、実に明快な答えがある。「(男性とは)最後までではなく、その前の段階が(女性にとって)一番幸せって歌なんです」。
本作では、かつてL'Arc~en~CielやGLAYを手がけたことでも知られる佐久間正英をプロデューサーに起用するなど、サウンドは1stに劣らず上質だ。しかし、そこに以上の歌詞が加わった時に生まれる、得も言われぬ独特の聴き心地。前作を凌ぐ特異性が発揮された1作だと言えるだろう。
現在は47都道府県でのフリーライブも敢行し、全国各地を巡る毎日を送っている彼女。6月には早くも初のホールコンサートを控えているので、気になる方はラジオやネットをチェックしつつ、お近くの会場に足を運んでみてはいかがだろうか。
◎シングル『ホームランは狙わない』
2012.04.25 RELEASE
AYMR-0001 1000円(tax in.)
◎安東由美子 レギュラー番組情報
・bay fm「木曜日の電話」
毎週木曜日24:30~25:00
・インターネットTV:あっ!とおどろく放送「安東由美子の願はくば」
毎週月曜日16:00~16:45
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