BTSのJ-HOPEは、18か月間の韓国軍での兵役を終えて民間人として街に戻った今、自分がまったく別人になったと語っている。

　Apple Music 1のゼイン・ロウとのインタビューに応じた彼は、昨年10月に除隊するまでの軍隊での生活について語った。J-HOPEはJINに続き、メンバーで2人目の除隊者となった。RM、SUGA、V、JIMIN、JUNG KOOKは、今年6月に軍隊から帰還する予定だ。

　J-HOPEは、「韓国の若者たちがこの責任を担うことは当然だと思います。それはJ-HOPE、あるいはチョン・ホソク（自身の本名）の人生にとって非常に重要なことだと考えました。結局僕は韓国の誇り高い国民です。自分の国を愛しています。この国には、僕が大切にしているものがあります」と述べている。

　さらに彼は、「それは別の経験です。また、実際に、僕は別の生き方を学びました。そして多くの面で、さまざまな背景を持つ人々と出会うことができ、多くの良いエネルギーを受け取りました。そして良い話をたくさん聞きました」と続け、「でも1年半というのは実はそんなに短い時間ではありません。その期間が、自分の中に多くの感情を呼び起こしました。結局最も重要だったのは、僕がこれまで何年も続けてきた仕事が、自分にとって非常に意味があると気づいたことだと思います」と語った。

　入隊中もソロ・プロジェクトをリリースし続けたJ-HOPEは、「軍隊にいた間も、音楽への愛を本当に手放すことはなかったと思います」と付け加えた。

　メンバー全員の軍への入隊により、BTSは2年ほど活動休止している。2020年にリリースしたアルバム『BE』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得した。J-HOPEと同様、他のメンバーもグループの活動休止期間中にソロ・アルバムの制作に取り組んでいる。

　だがこの休養期間もまもなく終了するだろう。J-HOPEはこのインタビューで、自身と他のメンバーたちはできるだけ早く再結成するつもりだとほのめかした。彼は、「すぐに集まって、BTSが今後何ができるかを話し合うつもりです。それは大きなエネルギーになると思います」と語っている。