2022/10/23 14:00
2022年10月24日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、超特急『宇宙ドライブ』が42,491枚を売り上げ、2位を獲得した(集計期間2022年10月10日~2022年10月16日)。
『宇宙ドライブ』は前作『Asayake』から約10カ月ぶりに発売された20枚目のシングルで、首位を獲得した『超ネバギバDANCE』には及ばなかったが、新メンバー4人が加入後、初のシングルリリースが、過去4年間で最高のセールスを記録し、2作ぶりの2位を獲得する幸先良いスタートとなった。
ここでは超特急の『宇宙ドライブ』についてSoundScanJapanのデータを使用し調査してみた。まず、『宇宙ドライブ』の初週の実店舗で販売された地域別の販売比率をグラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/117964/2)である。また、一般的なシングルの地域別の販売比率と比較するため2022年に販売されたシングルの地域別の販売比率を全シングルとしてグラフに追加している。
本作の傾向として、まず、目に付くのが関東地方71.4%(以下かっこ内全シングル:47.2%)と近畿地方22.4%(13.1%)の比率の高さである。更に範囲を狭めて都道府県別に見ても、東京都で66.6%(27.4%)、大阪府で21.8%(7.5%)と、両都府で90%を占める極端な結果となっている。これは、関東地方・近畿地方以外に人気を広げて行けば、更なる躍進に繋がるという事である。
新メンバーを迎え、新しい体制で好発進を切った超特急の今後の活躍に注視したい。
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